【クリアしました！】
とりあえずグッドエンド見ました！
ただ、まだまだわからないことだらけです……！笑
ファーストインプレッションで考察的なことを書きましたが、それが合ってるのかどうかはまだ不明。半分くらい違ってる気がする。
少なくともROMを全部手に入れて。
その情報をもとに自分なりに咀嚼しないと、バシッとした答えが出せませんね。。。
オトナとは。
この世界はなに？
ケンケンは？
主人公は結局何だった？
この辺がまだふわふわふわ〜としていて、言語化出来てないですね。
全て理解したわけではないですが、とりあえず一旦クリアとして、感想としては「面白かった！」がまず一言。
moonとは違います。moonみたいなゲームを求めると違います。
ただ、グッドエンドを見た個人的な感想としては「散々moonのようなゲームを求めて、毎回『違う。コレじゃない！』と駄々をこねてた自分が、今作のグッドエンドを見た感想の中では、1番moonに近い満足感を得ている」という感じです。
道中は全くmoonではないですが、エンディングで感じた気持ちとしてはmoonです。
……うーん。上手く言語化できてないですね。。。
ただ個人的には面白かったのですが、万人にはオススメ出来ない作品だなというのが正直なところです。
・moonを自力でクリア出来るくらいの謎解き力を求められる。
・moonのような、のんびり世界観を満喫するようなゲームではなく、割と陰鬱とした世界観の雰囲気を8割くらい堪能しなければならない（＆アクション要素もアリ）
・かつてmoonのバッドエンド、グッドエンドを見つけられるくらい注意深い人でない限り、今作のグッドエンドは見つけられない
ざっくり以上のような感じでしょうか。
気になる方はプレイしてみてもいいです。が、楽しめるのはよっぽどの人だろうなぁ〜……という印象です。
最低限として、以下に該当される方であれば問題なくプレイして感動できますね！
・moonが好き
・というか、ゲームクリエイターの木村 祥朗さんの作るゲーム全般好き
・もっと言えば木村 祥朗さんのゲームデザインに心酔してる
・上記を理解した上である程度の難易度もどんとこい！
上記があれば楽しめます。
moon好きくらいだと辛いかも。moonと思ったら違うじゃねぇか！ってなりそう。
moonみたいなゲームがしたければU.F.O.やチュウリップをプレイした方がいいですね。
【自分なりの解釈】
ネタバレあり。としてますが、自分なりの解釈なのでおそらく間違ってるところもあるかなと思います。
いつか全ROMを手に入れて、自分なりに再度うまく咀嚼できたらまた新しく感想書いていきます！この辺を考えるのが楽しいんですよね……！
・成仏させなくてもいい
まずコレ。みんな完璧にやろうとし過ぎてストレス感じすぎですね。関係ない。レベル上げまくれ！
成仏させた場合：
ラストの方で、成仏した魂が集まっています。どういう経緯で「敵」として登場することになったかの一端が見れる程度です。
オトナ図鑑の情報。
成仏した時の言葉。
ラストの魂が集まるところで聞ける情報。
この３つを総合してそのキャラクターの人となりを自分なりに解釈する程度ですね。エンディングには一切関係ありません。
ぶっちゃけ考察勢でない限りは成仏させてもさせなくてもどちらでもいいです。オトナもたくさんいるので、よっぽどこのゲームが好きになったら、改めてやり込む形の方が正解です。
・各国のイメージ
最初の考察で、国＝家族。王様＝お父さんで読み解いてたけど違うかも？
唯一バラの国のみ女だった。
バラの国をプレイしてると、ルールオブローズっぽい部分あり。
→もしかしたら過去作品のモチーフを各国にしてる可能性もある……？
ちょっと他作品がまだ思い浮かばないけど、例えばカエルの国が王様物語っぽい……？（ハーレムになるところとか）
残りの国は不明。むしろこの予想自体が外れてるかもですが（笑）
・ナニカ
これもまた考察が難しい。。。
ナニカってなんなんだ……？と、まだまだ考えてます。
単純に不安的なものを表してると思って進めてたし間違いではないと思う。色々なオトナのナニカ（不安？）でみんなおかしくなっちゃった、的な？
ただゲーム内では明確に「ナニカ」という名称でキャラクターとして存在していて。
プロローグのmoonみたいな世界で「ナニカの鳥籠だ」とあるように、既に主人公も「ナニカ」を把握している。
→主人公自体も周回を感じ取ってる？
moonのヨシダも元ネタ分かってないんだけど、そこから理解しないといけない……？？
・ケンケンと主人公
これも不明。わからない。
ケンケンがお父さんの息子？
主人公自体がケンケンの夢とかそういう感じ？？
主人公がホントに息子とするとお父さんの行方不明になったタイミングとかとあんまり合致しない気がするんだけど……？
既にケンケンも死んでいて、具現化させた少年ケンケンが主人公？
最後は少年に希望を抱かせて現実世界に送り込み。ケンケンとお父さんは成仏した、とかかなぁ？
・終盤の展開
完全にmoonの終盤と近しい。
基盤や、何度もお父さんを救うためにやり直しているやり取り。どんな行動を取っても結末は変わらない。moonもラブレベルを最大に上げても扉が開かないように。
またmoonが扉を開けるのがグッドエンドの条件のところ、わざとらしく最後に扉を配置させてるのもいやらしいですね。
moonの時と違って自由に歩けるというのがポイント。
今作は「自分の駅を見つけること」と事前に示唆されているので、それを見つけられるかどうか。この辺のいやらしいところも大好きですし、見つけられた瞬間の満足度が高かったですね。
エンディングでは最後にお父さんの胸の内を明かされ、現実世界へ……という流れ。現実世界でストレイチルドレンのキャラ達が現実世界にいるのもmoonと同じで感動。
ただなんで他キャラもいるのかは自分の中でまだ咀嚼できておらず。この辺も理解できると更にハマりそう……！
【まとめ】
クリアして、Twitterでざーっとストレイチルドレンの感想見ていると、ポジティブな感想は1割。あと9割はネガティブなイメージが多いですね。
概ね皆さんが感じているのも理解できるためしょうがない。
今どきでは受け入れられないだろうなぁという感じです。
・そもそもバッドエンドでグッドエンドに辿り着けてない
・プレイヤーがアンダーテールを意識して不殺プレイに挑戦し過ぎてストレス感じてる
・完璧にやりたいのに次の国に行って戻れない
・バグなどなど
ネガティブイメージとしてはざっくり上記のような感じ。バグはアプデ次第ですが。
それ以外はまぁ〜気持ちはわかる。わかります。
まぁ、だけど、肩の力を抜いて。もっと気楽にやればいいのになぁ〜……と思ってます。
ぶっちゃけmoon自体、今どきには合ってないんですよね。
そもそも今どきどころか、初見プレイでハマるゲームではないんですよね。
「なんか人気らしいからやってみた」みたいなのをたまに見かけますが、ハマり具合がそこまでなんですよ。
そもそもmoon自体が、一回クリアまでやっても「アレはなんだったの？」「ここの部分全然わからん」がいっぱいあります。
もっと言えばクリアまでいけずに断念する人もいるのは当然の作り。クリアしてる人の大半はバッドエンドのはず。当時はインターネットの普及も全然してないでしょうし。
当時のmoonがそんな感じで離れてたプレイヤーが、ふとした時にmoonを再プレイしたり。
あるいはネットが普及して情報見たら「え。俺が見たのバッドエンドなの？」と気づいたり。
さらにはネットで考察を上げている人のを見て「あそこのあの描写って、そういうことなの！？」というポイントに気づいて再確認したり。
例えばmoonの一例として、白羽の矢もハッキリとした描写はない。
酔ったイビリー
タオの隠れ家で入手
大臣の反応
オープニングの名前選択画面
……という断片的な情報からプレイヤーが勝手に考察する。
それでも「大臣が元凶か！？」という見方もあれば「いや逆にこれ、プレイヤーである自分が悪いのでは……？」という見方も出てきます。
ストレイチルドレンをプレイしていて「やっぱmoonぽいかな〜」と感じたのが、こんな感じで情報が断片的に出てくるところでした。
一度クリアしただけでは不可解なところも多く。
かつ陰鬱とした雰囲気でmoonのようにのんびりした雰囲気でもない。
この辺りを理解した上でプレイしないと苦痛なんじゃないかなぁと思います。
最後に陰鬱陰鬱と言ってますが、ルールオブローズほどではありませんので、そこまで警戒しなくても大丈夫です。気楽な気持ちでプレイしてクリアまでやってみて、気になる部分は抱えつつ。気が向いたら2週目やってみる……くらいの気持ちでプレイするのが望ましいです。
