【東方を知らない人でも楽しめる】
先日やっとクリアしました幻想少女大戦!
クリアレビューとしなかったのは、とりあえずクリアはしたんだけどまだ2周目要素があるらしいし、まだまだクリアレビュー書けるほどでもないしなぁ〜というところで一旦ここで一区切りとしてレビュー。また2周目もプレイして自分の中で結構やり切った感でればクリアレビュー改めて書こうかな?
ただこの作品自体も他のプレイヤーの方々の方が熱量が高く理解度もあるので、なんか同じような内容になりそうだなと書くのも躊躇してました(笑)
一応ちゃんとプレイしたのでまず伝えたいこととして、「東方を知らなくても楽しめる」!まずコレが出てきます。東方知らんよって人にもオススメ!楽しめます!
私も正直「ゆっくり実況」を何個か見たことある程度で「ゆっくり霊夢です」「ゆっくり魔理沙だぜ」と見てたくらいの東方知識量です。正直他キャラが全くの不明。
東方=弾幕シューティングは知っていたものの。
最近シューティングもしないし。でも東方使った他ゲームとかで気になるのが出ても「まぁでも東方知らんしな」でやらずにいるゲームが多数あり。でも今さらやるには何からやりゃいいんだろな〜……と、でもでも言って何もやらず。
そんな時に12月のセールの時にTwitterのTLで賑わいを見せていて。
・セール
・原作の出発点の作品から展開されるので原作の東方を知らない人も一から楽しめる
・ほぼスパロボ。スパロボ+東方作品
という情報を見て購入&プレイ。
「この作品やれば東方のストーリーやキャラをなんとなく学べそう」「スパロボだって毎回、半分くらい知らない作品があるのに楽しめてるんだからきっと大丈夫」と自分で自分を後押しする形で一歩を踏み出せました。
【プレイしてみたらほぼスパロボ】
プレイしてみて、簡単にいうとスパロボまんまのため遊びやすくて快適。
精神コマンドもそのまんまで使えるので非常にわかりやすい。
キャラクターも「ゆっくり実況」しか知らなかったのですが、そこで出てきる霊夢と魔理沙の主人公どちらかを選ぶとのことでそこもすんなり受け入れらました。1発が強そうというイメージで魔理沙を選択。
さらにはゆっくり実況でも「◯◯だぜ」という口調でしたが、ちゃんと作品の魔理沙も同じ口調で「あ。ここからきてるんだ!?そこから知らんかった!」と、よくわからない所で感動したり(笑)
そうやってストーリーを進めていく中で、逆にスパロボにないポイントで良い点がありました。
①弾幕
元々が弾幕シューティングというところから来ていると思うのだが、弾幕持ちの敵が弾幕を展開すると弾幕エリアが発生。その中では防御力や回避、移動にマイナスがかかる。
キャラを「低速」状態にすれば弾幕に対応してマイナス補正を軽減することが出来る。
この部分がなかなか画期的で、ただ敵に突っ込むだけでなく、エリア外から向かうか。もしくは低速にして突っ切って戦うかの移動自体にも選択する余地があるのは面白かったです。
②スペルカード
弾幕以上に特徴になるのがこのスペルカード。各ボスに付与されている必殺技のようなもので、先程の弾幕のエリアをさらに強力にしたもの。
防ぐにはボスの体力を一気に削り切るか、規定ターン数逃げ切れば勝ち。
ただし初見殺しも多く。理想はスペルカードを複数枚持ってても自分のターンで全て削り切ってしまえればステージクリアとなるものの、そうは上手くいかず。
弾幕エリアのようなもので油断してると、スペルカードによっては移動不可や攻撃不可。発生時点で体力割合消費。場合によっては無敵状態でHPが削れず規定ターンを逃げ切るのみしか方法がない……なんてのもありました。
初見というのもあるが、これにより難易度が上昇して印象に残るキャラ、ボスが多数存在しました。やはりゲームで苦労する分印象に残っていくのでしょう。
……ほんと、削り切れると思いきや削りきれずにエリア外に逃げれずに次のターンで散っていったキャラクターが何人いたことか……!!(笑)
正直1番難易度の高いルナティックがクリア出来る自信がありませんね。とあるステージでは「全然ダメージ通らんじゃん!もうスペルカード入手は諦めた!!」というくらい難易度高いところもあり(笑)編成を適当にやりすぎましたね……!
弾幕もスペルカードも雑に言うと「地形」をもう少し複雑化したものになりますが、スパロボと組み合わせると非常に面白い仕様になってました。むしろ本家スパロボにも組み込んで欲しいと思うほどの良いシステムでした。
【ボリュームやゲーム愛が感じられる作品】
2周目要素あり。
さらには魔理沙を選びましたが、ステージによっては霊夢と別行動をする場面がいくつかあり、その間は次に合流するまで霊夢側は全くわからず。
合流した時にキャラが追加されてたり、向こう側で何某かのストーリーが進んでたりと「え。あっちのストーリーも気になる……」と、次の周回では霊夢側でやりたくなる仕掛けが満載。
またステージ全体のバランスを通して、重めのステージが続いた後に「幕間」のような感じで軽めのステージを挟んだり。
他にもゲームが終盤になると普通「後半の高難易度や敵がべらぼうに多いだけのステージ」というようなやっつけ感がなく。
むしろ後半になっても「え。今そのキャラクターにフューチャーするの!?」というポイントもあり。あんまり使ってないキャラ達が確定出撃される+その辺も余さず掘り下げる姿勢には脱帽。
最初から最後まで楽しませようとするバランス感が非常に好感が持てました!
それまで気に入ってたキャラを差し置いて、後半加入キャラに惚れ込む性能。
【まとめ】


他にも色々と、キャラクター性能やバランス(例えばコストが高いキャラは装備枠が少ないとか)・ストーリー上でキャラが増えすぎていた所で途中でパーティ分割されて、とあるステージ毎に各キャラそれぞれ編成。新たに今まで使ってこなかったキャラの性能を発見できる……などなど。
スパロボだから、東方だから、などとは関係ない部分でゲームとして良い部分がたくさんありました。特にシミュレーションRPGでたくさん仲間になるのに一回も戦闘に出さないでクリアする作品がある中、この作品なら少なくとも一回は使うだろう〜……とまぁ、この辺の話をしだすと長くなりそうなので割愛。
単純にゲームとして楽しく。むしろスパロボが久しぶりにプレイしたくなってくるくらいのスパロボ具合が最&高。
そしてとりあえずまだ「なんとなく」レベルですが、東方のキャラクターのいくつかは理解できました。まだまだ東方知識は少ないというレベルですが、幻想少女大戦プレイ前・プレイ後で大幅に知識は得られたかなと。
特に東方系で別ゲームをやる気力は以前よりもあります!むしろちょっとやりたいくらい。「もう東方は齧ったぜ」くらい言えるくらいに前向き。以前のように面白そうなゲームも「東方知らないからやめとくか」と諦めなくなってよくなりました!
作品としても面白いし、ここから他作品にも手を出せれるようになり非常に満足いく作品でした!