任天堂はランキング独占なのに減益?PSはランキングにいないのに増益?そのカラクリを解説!

業界

◆ 任天堂はランキング上位なのに減益?PSはランキングに出てないのに増益?

ファミ通の週間ソフトランキングを見れば、いつも上位を独占してるのは任天堂タイトル🎮 Switchソフトがズラリと並んで、「やっぱ任天堂すげーな」と思う人も多いハズ。 でも決算を見てみると… 👉 任天堂:減収減益 👉 ソニー(PS):増収増益 「えっ?ランキングで全然見ないPSが儲かってて、任天堂が減益?どゆこと?」って思いませんか? 
この“ちょっと不思議な現象”の理由をわかりやすく解説していきます💡

◆ ファミ通ランキング=「日本国内のパッケージ売上」だけ!

まず大前提として、ファミ通ランキングは 【日本国内でのパッケージ版ソフト】の売上をもとにしたものです📦 つまり、
  • DL版の売上 → 基本含まれない
  • 海外の売上 → 完全に対象外
となってます。 任天堂はファミリー層・子ども層に強く、まだまだパッケージ需要が根強い💪 だからこそランキングでも存在感がバツグン! 逆にソニー(PS)は、ユーザー層が大人寄り+DL派が多い= パッケージがあまり売れず、ランキングに出てこないというワケです。 ---

◆ 任天堂が減益になった理由

Switchはすでに7年目に突入。ハードの普及台数はかなり行き渡り、 「買い替え需要」も一段落しています。 また、2023年には『ゼルダ』『マリオ』『ピクミン』といった目玉タイトルが集中していて、 2024年は新作がやや小休止気味。 そのため、 🔽 ハードの販売台数が前年より減った 🔽 ソフトの販売本数も前年ほどの勢いはない ということで、前年と比べると減収減益という形に。 

◆ ソニー(PS)は「見えない部分」で稼いでる

じゃあ、ランキングに出てこないPSがどうやって儲けてるのか?というと…
  • PS Storeでのダウンロード販売
  • PS Plus(サブスク)の継続課金
  • ゲーム内課金(いわゆるマイクロトランザクション)
  • サードパーティタイトル販売時の手数料
つまり、“見えないところ”でしっかり利益を出しているんです💰 さらに、PS5は特に北米・欧州で強く、海外売上がかなり大きい! 日本のパッケージランキングに出てこなくても、**世界的には好調**というわけですね。 ---

◆ 任天堂とPSの稼ぎ方の違いをざっくりまとめ!

項目 任天堂 ソニー(PS)
主な収益源 自社ソフト+ハード DL販売+サブスク+サード販売手数料
ランキングでの存在感 めちゃ強い ほぼ見えない
国内市場への依存度 高め 低め(海外メイン)
現状の業績トレンド スイッチ末期で一服=減益 PS5が波に乗って増益
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◆ まとめ:「ランキングに出る=儲かってる」ではない!

ファミ通ランキングはあくまで「日本」「パッケージ」の話。 企業の全体業績とは結びつかない場合も多いんです。 📌 任天堂はランキングに強いけど、スイッチが終盤で一服中 📌 ソニーはランキングに出ないけど、DL・海外・サブスクでがっつり儲けてる というのが、今の状況のリアル。 今後、Switch2がどう巻き返すのか? PSはどこまで世界で伸びるのか?―― 
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