サイレントヒルfをクリアしたけど、あまりにも辛かった話

レビュー

あすか

こんにちは、あすかです。

最初にお断り。今回は「サイレントヒルが肌に合わなかった」という一行をだらだら書いているだけの感想回です。本作が大好きで不満を見たくない方は、ブラウザバック推奨です。

ゲームのネタバレはありません。

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タイトル通りの話なんですけど、つい先日サイレントヒルfをクリアしまして。

クリアといっても1周目のエンディングではほとんど謎だらけのまま終わるので、大半の人は「どういうこと???」という状態になると思います。

それもそのはず、本作はマルチエンディングになっており、周回プレイを重ねることで様々な謎が解明され真相に近づいていく作りになっているのですが・・・・

あすか

もう無理ィ!!!

本作のゲームプレイがあまりにも体質に合わず、無念の途中リタイアとなります。

誤解ないように言っておくとゲームがつまらなかったわけでは決してありません。

おぞましく陰鬱な世界観の作り込みは圧巻で、ストーリーは先が気になって仕方ありません。

では何故無理だったのかというとゲームプレイ中、ずっっっっっっと辛かったからです。

おぞましく不快感を煽る敵死角からのジャンプスケアドロドロとした人間模様など、プレイ中は手汗・脇汗・背中汗と身体中の至る所から嫌な汗をかき、「早く終われ…終わってくれ…..」という気持ちをずっと抱きながらプレイしていました。

そもそもホラー映画や後味悪い系の話なども好きではなく、「何故時間やお金をかけて胸糞悪い気持ちにならないといけないの?」というスタンスで生きてきたので、本作は完全に“Not for me”でした。

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いや、言いたいことはわかりますよ。「じゃあそもそもなんで購入したんだバカか?」という話なんですけど、理由はひとえに竜騎士07さんです。

『ひぐらしのなく頃に』が大好きで、本作にも携わっていると知り、普段ならスルーするジャンルでも挑戦してみようと思いました。

田舎の因習や宗教的背景などのテーマは好物なので(レイジングループとか)、いけるかもと思ったんですが……ダメでしたね。

あからさますぎるファンサ

あとは個人的に周回前提の設計が苦手です。多少変わるとはいえ同じ展開を繰り返すのが好きではなく、1周で綺麗にまとまってほしいと思ってしまう。これはマルチエンド前提の話ということを知らなかったので、少し後悔。

あと1周したざっくり感想なんですけど、これ戦闘要素必要でした????

いや、必要最低限はいると思うんですけど、今作普通に難しくないですか?

難しいというか雛子の動きが基本もっさりで、入手できる武器は少なくすぐ壊れるし、スタミナはすぐに切れて動けなくなってしまう。

はっきり言ってアクションとしては3流ソウルライクとしか思えなかった。

その割に敵は素早く硬く、油断していると普通にやられてしまう強さ。物語や謎解き、世界観に集中したいのに、敵にやられてリスタートとか、作品が表現したいことの足を引っ張っているとしか思えなかったんですよねぇ…。

やり直すほど”アクションゲーム”を強く感じてしまって没入感は薄れてしまっていたし。

周回を諦めたのにはこの戦闘要素のダルさも大きくて、「あと2〜3周、これをまたやるのか……」と想像したら、心がポキッと折れました。

明るい世界観だったらまだ楽しみながらやれたかもしれませんが、暗く陰鬱な世界で苦しみながら遊ぶにはとてもじゃないけど辛すぎる。

これが「どの敵も1発で倒せる最強武器」みたいなのが与えられていたらまだ頑張れたかもしれません。

普段RPGとかアクションでは「一撃モードとか絶対死なないモードとか意味不明。そんなのもはや動画観ればいいだけでは?」という思考だったのですが、本作で初めてそういったものを必要とする人の気持ちがよーーーーーく理解できました。

自分は今までアクションが得意だったからこそ、思ったこともなかったですけど、「苦手だけど物語は見たい」という需要に対して、プレイの自由度(難易度オプションや救済機能)はやはり大切なんだと痛感しました。結局何事も自分ごとになってみないとわからないものですね。

というわけで、1周クリアで無念のリタイアになってしまったわけですが、ストーリーはかなり気になる内容だったので、動画で補完して満足しようと思います。めちゃくちゃ悔しいけどね。

今後この手のタイプのゲームを買うことはほぼないと思います。バイオ9もどうしようか悩んでいましたが、本作のおかげで見送る決心がつきました。

思えば好きなバイオ作品も4と8という、ホラーとしてより単純にアクションゲームとして好きだったんですよね。

本当はしっかり全周クリアして感想レビューとか考察記事とか張り切って書きたかったけど、メンタル的に無理だったので、この記事にて供養となります。

ホラーゲームの恐ろしさと物語を楽しむための設計の優しさの重要性を、身をもって学ばせてくれてありがとう、サイレントヒル f

そして、私に苦手なホラーゲームへの挑戦のきっかけをくれた竜騎士07さんにも感謝を

あすか

ではまた、あすかでした!

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