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こんにちは、あすかです!
今回は亡国のネズミ王子が主人公のダークファンタジー『Tails of Iron 2(テイルズオブアイアン2)』のクリア後レビュー及び感想になります。
まず感想として重厚感のある戦闘アクションや見た目にそぐわぬダークな物語は、プレイ前の期待値がそこまで高くなかったこともあり(失礼)、値段分はしっかり楽しめました。
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物語は『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ウィッチャー3』を思わせるようなダークファンタジーで王道の復讐劇が展開されます。おそらく開発も意識していると思うほど雰囲気が似ており、ダークな世界観が好きな人には刺さるのではないでしょうか。
戦闘は2Dアクションでは珍しくサクサク倒せるテンポの良いものではなく、パリィや回避を駆使するソウルライク寄りの重量感あるバトルなので、好みは分かれるかもしれませんがこの手の戦闘が好きなら合うと思います。
今回は珍しく攻略記事も並行で書いているので、プレイ中の人は参考にしてみてください。
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全実績クリアでも13時間程度とお手軽でもあります!
あすかの総合評価 | |
---|---|
満足度: | |
ストーリー・キャラ | |
世界観・デザイン | |
システム・UI | |
サウンド・BGM | |
グラフィック | |
ボリューム・やりこみ | |
プレイハード・難易度 | Steam・ノーマル |
クリア時間 | 13時間 |
作品概要
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メーカー | OddBugStudio |
発売日 | 2025/1/28 |
価格 | ¥2,900 |
ジャンル | 2DアクションRPG |
対応機種 | Nintendo Switch / | PlayStation4,5/ Steam / Xbox
『Tails of Iron 2』は、イギリスのインディーデベロッパーが手掛ける2Dアクションゲームで、2021年に発売された前作『Tails of Iron』の正統続編。舞台は、ネズミやコウモリ、カエルなどの様々な動物たちが暮らすダークファンタジーな中世世界です。
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キャラはみんな動物で見た目は可愛らしいですが、ストーリーはハードです。『ゲーム・オブ・スローンズ』のような残酷な世界観で、子の前で親の首が飛んだり、種族が皆殺しにあったり…と、なかなかエグい展開もあります。
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主人公のアーロは、闇の翼とよばれる蝙蝠族に故郷を滅ぼされた王子。冒頭で故郷はめちゃくちゃにされ、同じように闇の翼に侵略されている他の種族たちと協力し、復讐を果たす物語が描かれます。
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非常に王道な展開なので安心感はありますね。
ゲームは横スクロールの2Dアクションですが、メトロイドヴァニアのような探索要素はほぼありません。
基本はエリア制で、それぞれのエリア内では多少寄り道ができる程度の一本道となっています。
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エリアごとに様々な種族が生息しており、行く先々でその国の問題を解決してあげたり、簡単なサブクエストをこなしたりしながら物語を進めていきます。
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戦闘はソウルライク寄りで、敵をバッサバッサとなぎ倒す爽快感のあるものではなく、基本的には1対1でパリィや回避を駆使する緊張感のあるバトルが特徴です。
軽快なアクションというよりは、じっくり敵の動きを見極めて戦うタイプになっています。
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装備システムもあり、武器・鎧・兜・肩当て・盾などを自由にカスタマイズ可能です。
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倒した敵から素材を剥ぎ取って装備を作る『モンハン』のような要素もあり、敵に合わせた装備の組み合わせを考えるのも面白いポイントになっています。
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武器は剣・槍・斧と三種類あり、それぞれにツリーがあります。
良かったところ
ダークファンタジー全開の世界観とストーリー
登場するキャラは可愛い動物ですが、雰囲気はかなり重めで、ずっしりした硬派なストーリーが展開されます。
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和気あいあいとしたりギャグで和ませたりするシーンもなく、終始シリアスな空気が続きます。ゲラゲラ笑うコウモリ族の前で無惨に殺されたり、子供の目の前で親の首が吹っ飛んだり…とにかく容赦なし。
ハードな展開が苦手な人には向きませんが、ダークで重厚な世界観が好きな人なら刺さるはずです。
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物語は王道な復讐劇で、あっと驚く展開や謎が謎を呼ぶような先が気になる展開などもないので、安心して見れますが逆を言えば少し退屈に感じるかもしれません。
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緊張感のある戦闘
本作の戦闘では敵の一撃が重く、攻撃を受けない立ち回りが重要になっています。
戦闘はパリィと回避がメインで基本的に敵の攻撃を受けずに戦うスタイルが基本です。一撃で受けるダメージが大きいため、しっかり見極めて立ち回る必要があります。
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敵の攻撃は白・黄色・赤色の3種類に分類されており、瞬時に判断して対応するのがポイントになっています。
白・黄色の攻撃はパリィ可能で成功すると敵が怯んで攻撃チャンスが訪れます。赤の攻撃はパリィ不可でしっかり回避しないと大ダメージを受けます。
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このように敵の攻撃の色を見極めながらパリィや回避を選ぶ駆け引きは中々楽しめました。
回復アイテムはいわゆるエスト瓶ではなくジュース?を飲み続けている間にじわじわ回復する仕様になっており、即時回復はできないのでタイミングが重要になっています。
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他にも画面左下に見えるアイテムでは使用すると一定回数攻撃力の上がる砥石や、敵が踏むとダメージを与えられる罠などもあります。
豊富な装備とシンプルなクラフト要素
本作では倒した敵から素材を剥ぎ取り装備を作成できる、まるで『モンスターハンターシリーズ』のような装備作成システムがあります。
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敵には属性が設定されていて、防具は敵の得意な属性に強いものを、武器は敵の弱点属性のものを装備するのが基本となっています。図鑑で敵の属性を簡単に確認できるので、戦う前にしっかり準備すれば有利に戦えます。
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良くも悪くも属性によるダメージ差がかなり大きく、適切な装備を使えば戦闘がかなり楽になるので、全属性の武器&防具を用意する流れになりがちです。
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属性相性悪いと1撃で瀕死になることも多い
ただ、素材の要求量は少なくレア素材などもないので、素材集めのために何度も同じ敵を狩る必要はほぼありません。ストーリーを進めていくだけで、クリアに必要な装備は自然と揃うバランスになっています。
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ただし、装備の種類は多く最終強化までやり込もうとするとそれなりに素材が必要になります。お気に入りの見た目の装備をフル強化したいなら、クエストを受注してボスを何度か倒す必要があるかもしれません。
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ちなみに私は装備にこだわらず進めたので、特に素材集めはせずクリアまで問題なく進められました。
気になったところ
移動が少し面倒
本作にはファストトラベルがあるものの、ファストトラベルのポイント間でしか移動できない仕様です。
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例えば、マップの端でボスを倒したり素材を集めたりしたクエストクリア後に、ファストトラベル地点まで自力で戻らないといけないのは少しストレスでした。
マップ自体はそこまで広くないので移動にかかる時間は短いですが、明らかに無駄な移動も結構あったので、メニューからどこでもファストトラベルできる仕様だったら、もっと快適だったと思います。
まとめ
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いかがだったでしょうか!
値段相応に不満点も少なく、しっかり楽しめました。
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ラストでは続編を匂わせるシーンがあったり、DLCを期待させるようなアイテムも登場するので、何かしら続編が出る可能性は高そうですね。
お手軽にダークファンタジーなソウルライクアクションを楽しめる良作なので、気になっている方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか!
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ではまた。あすかでした〜!
おまけ
本記事で作成した画像。
ピンクの鼠がダークファンタジーの世界で戦うシリアスな雰囲気に。カエルとか蝙蝠を登場させればよかったとちょっと後悔
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攻略記事はこちら