ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ HD-2D を遊んだ感想(真エンディングまで)

只今プレイ中!
ドラゴンクエストI&II_20251117205810










ネタバレ注意:今回は真エンディングまでの内容に触れています。未クリアの方は本文を読まないようお願いします。

正直、ドラゴンクエストⅢ HD-2Dをクリアした身としては、Ⅰ&Ⅱにそこまで大きな期待はしていませんでした。グラフィックや音楽の基準が既に分かっていたため、「まあこの基準で1と2を作るんだろうな」くらいに捉えていました。

■ ドラクエⅠを始めてみて

FC版や過去のリメイクでは語られなかった、ただの若者が「ロトの末裔」として認められていく過程が丁寧に描かれていました。ぎんのたてごと、ようせいのふえ、あまぐものつえ……アイテム一つひとつにバックストーリーがあり、「なぜそこにあるのか?」というドラマが小説のように細部まで語られているのが印象的です。

こうした描写は新鮮でありつつ、往年のファン心をくすぐるもので、プレイはとても楽しかったです。

強いて言えば、追加されたボスのセリフや新キャラクターはやや「ドラクエらしくない」印象もありました(ⅢHD-2Dの感想でも同様のことを書きました)。
特に妖精や(Ⅱに登場する)人魚のセリフ回しは違和感が大きかったですが、
Ⅸのガングロ妖精サンディの系譜と考えれば堀井雄二らしい味付けとも言えるかもしれません(笑)。

また、今作は登場人物たちが容赦なく酷い目に遭う展開も多く、意外に重めの物語でした。これはもしかすると、シリーズの今後の方向性——いわゆる「ダークな物語」の布石なのかもしれません。

全体としてⅠはダレることなく完走できました。プレイ時間が十数時間とコンパクトだったことも、集中して遊べた理由の一つでしょう。

■ そしてドラクエⅡ。本作のメインはここにある

はっきり言うと、このソフトの本番はドラクエⅡです。Ⅰはプロローグに過ぎず、本編はⅡに密度高く詰め込まれています。

ムーンブルグが襲われ、娘を守るために「犬」に変身させる王。以前は「なんで犬?」程度にしか思っていなかった要素が、きちんとしたドラマへと昇華されています。

サマルトリアで王や王妃、妹姫と会話した瞬間、「キャラクターが生きている」と感じました。以前のFC版やリメイク版では単なるNPCだった彼らに、はっきりと息遣いが与えられているのです。

放蕩息子を暖かく見守る両親、天真爛漫で強引についてくる妹──この時点で「Ⅰより物語の掘り下げが格段に深い」と確信しました。

ダンジョンとボスの掘り下げ

行く先々のダンジョンや祠で語られるエピソードはFC版には無く、ハーゴンの卑劣さがより強調されています。かつてラストダンジョンでしか出てこなかった中ボス、アトラス・バズズ・ベリアルにも個性と役割が与えられ、悪事を働く理由や背景が描かれている点は往年のファンには衝撃的です。

こうしているうちに、これは単なる「レトロゲームのリメイク」ではなく、「ドラクエⅡをベースにした完全新作」
を遊んでいる感覚になっていきました。

アレフガルドの再構築

特にアレフガルド関連の作り込みが素晴らしい。FC版とは異なり、Ⅰで冒険したアレフガルドが「Ⅰから100年後の世界」として存在しており、ぎんのたてごとやロトのしるし、ようせいのふえ、雨の祠などⅠのイベントが自然に絡んできます。

■ 終盤〜ロンダルキア、そして結末

紋章探しや終盤の強敵との戦いは一筋縄ではなく、Ⅲのオーブ探しのときと同様に「目的地は分かっているが物語が充実している」展開でした。ラゴス、ドンモハメ、デルコンダル王、モーくんなど、出会うキャラたちの一人ひとりに強い印象があります。

今作はロンダルキア含むダンジョンや塔のギミックはかなりいやらしく、ファミコン版の知識はほとんど役に立ちません(苦笑)。

そしてハーゴンの神殿、
アトラスたちとの再戦、そしてハーゴン、シドーとの決戦へと進みます。

エンディングでは街ごとに祝福され、各所で専用の演出やセリフが用意されているため、マップ上のマークが付いている場所はできればすべて立ち寄ってほしいところです。

一度ローレシア城でエンドロールが流れますが、そこからさらにクリア後の続きが用意されています。ゼニス城や神龍との腕試し、



竜王のひ孫関連のイベントで手に入れたアイテムを携えて真のラスボスと対峙する流れ
から始まる○○〇〇ー戦は、どこかドラクエ8や12の展開を思い出させますね。

真エンディングでは追加シーンがあり、ここで「なぜ発売順がⅢ→Ⅰ&Ⅱだったのか」という点の意味が深く語られます。シリーズファンなら見逃せない場面です。

あとハーゴン関連もここで深く語られます。

■ 総評

久々に「求めていたドラゴンクエストを遊んだ」という充実感が得られました。コマンド戦闘やレベルアップといった“古典的”な要素を古臭いと感じる向きもあるかもしれませんが、個人的にはそれも含めてドラクエの重要な魅力だと思います。

ドラゴンクエストI&II_20251127075714











タイトルとURLをコピーしました